キャバクラに行ったことのある人なら、一度は「あ、この店すげえ綺麗だな……」と圧倒された経験があるはずだ。
シャンデリアがキラキラ輝き、ソファはふかふか、大理石のテーブルに鏡張りの壁、VIPルームに至っては完全に豪邸。 「ここ、一体いくらかけてるんだよ……」って、酔いが一瞬醒めるレベルである。
実はこれ、業界あるあるなんだけど、 「綺麗すぎる店には、必ず1人、ヤバいくらい優秀な内勤スタッフがいる」 という都市伝説が存在する。
まず、内装費の相場をぶっちゃける
- 普通の小さなキャバクラ(20〜30坪) → 内装費 1,500万〜3,000万円くらい
- 中規模のそこそこ豪華な店(50坪前後) → 5,000万〜8,000万円
- 歌舞伎町・錦・中洲の「見せ方がヤバい」有名店クラス(80〜150坪) → 1億〜2億5000万円(たまに3億超える)
はい、3億。 「家が何軒建つんだよ」って話である。 しかもこれ、坪単価でいうと普通の飲食店の内装(坪40〜60万)の3〜5倍は軽くかかってる。
なぜこんなにかかるのか?
- 鏡を多用する(光を反射させて広く見せるため)
- 照明にこだわりまくる(ムーディングが命)
- 防音・空調を完璧にする(隣の部屋の声が漏れたら台無し)
- ソファやテーブルを全部オーダーメイド
- トイレすら高級リゾートホテル並みに仕上げる(女の子が写真撮りたがるから)
つまり「インスタ映え」と「居心地の良さ」を同時に極限まで追求するから、金額がバグるのだ。
で、都市伝説の話に戻る
「綺麗すぎる店には、必ず1人、神がかった内勤スタッフがいる」
これ、冗談じゃなくてガチで信じてる人が多い。
その人の特徴がこれだ。
- 店長でも幹部でもないのに、内装業者との交渉を全部仕切ってる
- 予算オーバーしても「ここは削ったらダメ」と社長を説得できる
- 照明の色温度を0.5K単位で指定してくる
- オープン前夜に一人で店に残って、ソファの位置を5cm単位で動かしてる
- 女の子が「ここにコンセント欲しい」って言ったら、次の日には付いてる
つまり、店の“美意識”を体現してる人が必ずどこかにいるって話。
歌舞伎町の某超有名店では、 その内勤スタッフ(通称:Kさん)が辞めた途端、改装しても「なんか前の方が良かった」って言われるようになったらしい。 別の店では、その人がいなくなったら「照明が暗くなった」「空気が悪い」と女の子から総スカン食らって、半年で閉店したなんて話もある。
結論
綺麗なキャバクラを見るたびに思う。
「ああ、この店にもきっと“あの人”がいるんだな」って。
内装費が1億だろうが2億だろうが、 最終的に店の雰囲気を決めてるのは、お金じゃなくて “こだわりを理解して形にしてくれる人間”なんだよな、と。
だから次に豪華な店に入ったときは、 ちょっと内勤スタッフを見てみてほしい。 きっとどこかに、眠そうな顔でコーヒー飲みながら 「この鏡、もう3mm左にずらさないとダメだな……」 って呟いてる人がいるはずだから。
それが、キャバクラ業界がまだまだ面白い理由の一つだと思う。